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BMW・ミニ ミニ クラブマン/ BMW･MINI MINI CLUBMAN |
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ミニにミニ クラブマンが追加されました。 ミニとはデザインの基本は変わりませんが、小さいドアが追加された分だけ全長だけ伸びているので、ちょっとユーモラスな格好にも見えます。 元々かわいらしいデザインなので、間延びした感じというよりは愛らしさにつながっているのかもしれません。 そのドアは右側のドア後方にあり、前のドアを開かないと開けられない構造です。 後席への乗り降りなどには便利ですが、ドアの開き方が面倒な為に、なんとも微妙な使い勝手といえるかもしれません。 その他、屋根の収め方やフロント廻りの造形から、窓ガラスにかけてはほとんど変化無しです。 リア部分がほとんど垂直面となり、リアハッチが観音開きとなっていて、後ろから見ると昔のクルマを強く感じさせる点は、ミニに似合っています。 古さと新しさの微妙な配合がミニ クラブマンのデザインのポイントといえるでしょう。 ミニ クラブマンは内装もシートはミニと同様しっかりしていそうです。 インパネ廻りの基本デザインもほとんど変わりません。 ホイールベースが延長されて、後席の居住性が良くなっているのは良いのですが、後部の窓は開きません。 荷室自体の空間は広がっている点は、使いやすさが広がったといえそうです。 リアのハッチは観音開きですが、開閉に順番がある点が操作上の弱点といえそうです。 その代わりに丈夫な作りとなっている点は評価できるのですが、使い勝手は制限されます。 デザインを最優先した為に、使い勝手が今ひとつの点は内装デザインにも通じます。 その割にはデザインの詰めも甘いので、ちょっとした違和感を感じる作りといえるかもしれません。 仕様を見ると、ミニ クラブマンは価格がCOOPERグレードで23万円の追加となっています。 ドアと全長を含めたデザインの変更を考えると、納得できる価格といえます。 車重は70kg増し、全長は235mm長くなり、高さも10mm増しと全面的に作り直していることが分かる数値となっています。 ホイールベースは80mmの延長にとどまっていますが、元々ミニのホイールベースは全長の割に長かったので、普通の数値に納まったという印象です。 ただ単に伸ばしただけでない、作りの良さを感じさせるところは好感が持てます。 ミニ クラブマンの燃費はマニュアルで18.0km/Lとミニより1.4km/L向上しているところが不思議です。 エンジンはロングストロークのDOHC。 軽い高回転型で出力やトルクは日本車と同等と、さすがにBMWのエンジンだけに優秀です。 ミニONEの1.4Lエンジンでなく、COOPERからのラインナップとしたので、車重や荷物で重くなったクルマにも十分なパワーがあるといえるでしょう。 ただ、回転半径が40cmも大きくなっている点は、取り回しに苦労するシーンもありそうです。 ミニ クラブマンは、後席の居住性や荷室の広さがポイントとなります。 デザイン面でも、ミニよりも懐かしさを感じさせる部分が多く、昔のミニらしさを強く受け継いでいるともいえます。 便利なスペースは確保したものの、使い勝手に癖がある点がイギリス風の粋を感じさせるところかも知れません。 このデザインや癖に対する評価が、ミニとミニクラブマンの選択を決めるポイントとなりそうです。   用語について BMW・ミニ ミニ クラブマンのグレード一覧です。
2008年3月日本導入 data：2009/08/01 BMW・ミニ ミニ クラブマンの仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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