スズキ ソリオ / SUZUKI SOLIO |
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ソリオ 仕様と装備 ラクティス bB ポルテ DEX トレジア キューブ ソリオ スプラッシュ クー デリカD:2 Aクラス お役立ちリンク お得にガソリン給油 |
スズキのソリオがフルモデルチェンジです。 前作のベーシックなハイトカーから一新して、後席の両側にスライドドアを備えるファミリーカーとして生まれ変わりました。 はじめにエアロパーツ装備のグレードから発売、ひと月半ほど遅れた2011年2月下旬からベーシックなタイプが発売という、珍しいスタートとなります。 そのソリオは、全体的に同じスズキの軽自動車パレットと似た印象があります。 スケルトンタイプのフロントグリルや狐目のヘッドライトなど、パレットとパレットSWの中間的なデザインを採用しているのです。 とはいえ普通車らしく若干余裕のあるデザインで、ヘッドライトとフロントグリルのつながりなどにも、余裕のあるデザインを取り入れています。 バンパーやエアロパーツには、立体的なデザインも採用されています。 ソリオの側面は基本がフラットながら、ちょっとした折り目でアクセントをつけています。 スライドドア部分のデザインがちょっと綺麗ではないのですが、サイズを考えると仕方のないところかもしれません。 窓ガラスは四角が基本で、リアまで同じような高さでつながります。 後面は、かなりベーシックなデザインです。 ドアから窓までほとんどフラットで、室内を広くすることを最優先としているデザインともいえるでしょう。 リア部分の両サイドのランプをつないだデザインは、フロントにも通じてまとまりを感じます。 スズキ ソリオの外観のデザインとしては、サイズを最大限に活用する軽自動車のデザインを基本に、コンパクトカーらしく余裕のあるデザインを取り入れてまとめた印象です。 エアロパーツを装備したグレードは男性向きのデザインで、軽自動車からのランクアップを意識している感じもあります。 ベーシックグレードでは、モダンで素直なデザインが、万人向きのスッキリした印象を与えているようです。 エアロパーツのグレードはデザインが個性的なので、将来的にはベーシックなデザインのグレードの種類が増えるかもしれません。 ソリオの内装は、現代風のスタンダードデザインが基本です。 前作のRV風のデザインを若干残しつつ、現代的なデザインでまとめているのです。 質感はそこそこ上質で、操作部分はセンター部分にまとめて、使いやすそうです。 エアコン吹き出し口のメッキがアクセントで、それを嫌味なくまとめた印象なのです。 内装はエアロパーツを装備したグレードのデザインよりも、スタンダードグレードにぴったりのデザインとなっているようです。 ソリオの仕様を見ると、スライドドアを採用している割には車重は軽めです。 130mmほど長くなった全長は それでも標準より短く、幅がちょっと狭いので、さらに高くなった車高と相まって安定感には不安が有りそうです。 ホイールベースは長くなりましたが、それでもコンパクトカーとしては標準的な長さです。 回転半径が意外に大きいのは、ノーズ周りのスペースが少ないせいかもしれません。 最新の設計に加えて車重が軽いおかげか、燃費はかなり良好となりました。 サイズからすると標準レベルですが、スライドドア装備のコンパクトカーとして考えると非常に良好な燃費を確保しているのです。 ソリオのエンジンは新しいスイフトと同じとなり、ほとんどスクエアの1.2Lエンジンは排気バルブも可変タイミングとなりました。 1.2Lエンジンは最大出力67kwを6,000rpmで発生、最大トルク118Nmを4,800rpmで発生しますから、かなりの高回転型のエンジンとなります。 スペックではトルクが高回転型に見えるのですが、トルクバンドが広いようで、燃費の改善にも一役買っているようです。 タイヤは車重やサイズを考慮すると、標準的なサイズといえるでしょう。 ブレーキはリアがドラムになりますが、クルマの性格を考えると問題無さそうです。 スズキ ソリオは、コンパクトなボディーに広い室内空間、そして電動スライドドアの組み合わせが最大のポイントです。 軽自動車にも通じる室内効率の高さを取り入れ、コンパクトなクルマながら、広さと使いやすさを兼ね備えているのです。 子供が乗るファミリーカーとしては、サイドエアバッグが標準の割りにカーテンエアバッグがオプションとなる設定に多少の疑問はありますが、日本製のコンパクトカーとしては納得できる設定ともいえます。 デザインとしては、エアロパーツを装備したグレードは若干好みを選ぶ傾向がありそうです。 しかしベーシックグレードのデザインは万人向きのスムーズなもので、現代風のデザインとしてまとまっています。 デザインや価格で選ぶと、ベーシックデザインのラインナップの増加が望まれそうです。 メカニズム面でもスズキ最新のエンジンやCVTとなり、燃費も改善されて、かなりのレベルでまとまっています。 前作に比べてコストはかなり高くなってしまいましたが、それ以上にスライドドアなどの使い勝手や燃費の良さが加わり、クルマ全体の魅力がアップしているのです。 ソリオの本命は、ちょっと遅れて発売されるベーシックグレードといえるでしょう。 2012年6月に、ソリオ バンディットが追加、さらに従来のシリーズにもアイドリングストップ装備のグレードが追加されました。 ソリオ バンディットは専用バンパーに変更して、精悍な顔つきを備えたグレードです。 従来のモデルでもJC08モード燃費が0.6km/l向上の20.6km/l、アイドリングストップ装備のグレードは21.8km/lの燃費となりました。 2013年11月、ソリオがマイナーチェンジしました。 スイフト同様にデュアルジェット エンジンとエネチャージを備えるグレードを追加。 燃費最高のグレードでは25.4km/lと良好な数字を獲得しました。 デザインや装備も若干変更、よりコストパフォーマンスが高くなりました。 ソリオ バンディット 用語について スズキ ソリオのグレード一覧です。
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スズキ ソリオ バンディット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グレード | 価格 | 特徴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2WD | 1,683,150円 | スタンダードグレード | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
4WD | 1,806,000円 | 4WDのスタンダードグレード | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
アイドリングストップ | 1,777,650円 | アイドリングストップグレード |