ホンダ フリードハイブリッド / HONDA FREED HYBRID |
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ホンダのフリードに、ハイブリッドタイプがデビューしました。 6人乗り(7人乗り)のフリードと、レジャーに使いやすい5人乗りのフリードスパイクの両方に、ハイブリッドが追加されたのです。 スペースユーティリティーに優れたフリードに燃費の良さが加わり、より魅力的なクルマとして仕上がっています。 フリードハイブリッドの外観は、最近のホンダのデザインである流れるデザインを基本に、背の高さを感じにくいデザインとしてまとめています。 空気抵抗を減らすために立体的な形のバンパーが備わり、フロント部分のデザインに力強さを加えています。 フリードハイブリッドではバンパーからヘッドライトを流れるような形にデザイン、フリードスパイクハイブリッドでは四角いヘッドライトの採用で、カチッとした力強さを強調しています。 フロントガラスは傾斜がかなりゆるく、空気抵抗を減らす意図が感じられるデザインです。 ドア廻りのデザインは大きなうねりを与えた形で、ダイナミックさを出しつつ、ドアの剛性アップにも効果がありそうです。 窓の形も下のラインを曲線として、フロント部分の見晴らしの良さを確保しています。 もちろんドアのデザインにも似合った窓の形といえるでしょう。 フリードハイブリッドでは窓の最後尾もガラスで開放的ですが、フリードスパイクハイブリッドでは窓の最後尾は目隠しパネルとなり締まった印象で、ここでもデザインに違いがあります。 リアはランプを中心に絞り込んだ横のラインが印象的で、ユーティリティーカーらしくほとんど垂直にスパッと切れたリアデザインを採用しています。 テールゲートスポイラーがハイブリッドカーらしいところで、スライドドアのレールのラインを上手くランプに繋げたデザインでまとめています。 フリードハイブリッドの全体としては、最近のホンダらしいデザインを採用することで、高さを感じさせにくいダイナミックなデザインにまとめているところがポイントです。 フリードハイブリッドとフリードスパイクハイブリッドでは、若干デザインが分かれますが、クルマの性格をよく表した違いともいえます。 ハイブリッドカーに突出したデザインではないので、ユーティリティーカーとして普通に使えそうな印象のデザインでまとめられているのです。 フリードハイブリッドのインテリアは、大きな弓形を2段に重ねた個性的な造形が特徴です。 ハンドルや運転操作部分が取り付く下段の弓形は中央が室内側に張り出し、エアコンダクトやカーナビが取り付く上段の弓形は中央が引っ込んだ形です。 その間にカウンター状のスペースが出来る、個性的なデザインとしてまとめています。 メーターはその上部にコンパクトに取り付き、カーナビ部分の出っ張りが全体としては今ひとつのまとまりですが、面白いデザインではあります。 操作部分は適度な位置にまとまっているので、操作の面では問題なさそうです。 質感は標準的で、大胆なデザインの割にはスムーズな形やカラーを採用しているので、個性が嫌味になっていないところが評価できます。 インテリアについては、デザイン面ではフリードハイブリッドとフリードスパイクハイブリッドでは基本が同じ。 しかしシートは6人(7人)乗りと5人乗りで大きく異なります。 どちらもシートの作りはそこそこしっかりしているようなので、ロングドライブも楽にこなせそうです。 フリードハイブリッドの装備は、標準的な装備がポイントです。 安全装備ではVSAが目立つものの、その他は標準的です。 とはいえフルオートエアコンやキーレスエントリーなどは標準装備なので、ベーシックグレードでも必要十分な装備といえるでしょう。 フリードハイブリッドの仕様を見ると、燃費24km/Lの数字は、サイズを考えるとハイブリットカーとしては標準的でしょうか。 ベーシックなフリードが17km/Lなので、ハイブリッド化とした効果は感じられます。 気筒休止を追加したことで若干燃費が向上していますが、大きな違いはありません。 ただ実走行に近いJC08モードにおける燃費向上のほうが小さいので、実燃費で考えると差は少なくなるかもしれません。 モーターのパワーを見るとかなり弱めなので、簡易型のハイブリッドカーということが想像できます。 エンジンは1.5Lエンジンですが、同じ大きさのCR−Z用エンジンとはかなり異なります。 1.5Lエンジンとしてはかなりはパワーやトルクが控えめで、燃費改善を最優先したエンジンとなっているのです。 エンジンパワーが少ないものの、モーターのアシストがあるので、加速の点では問題ないでしょう。 フリードハイブリッドのモーターのパワーは弱めで、エンジンのアシストという意味合いが強い設計です。 スタート加速はモーターの恩恵がありそうですが、通常の走行時はエンジンパワーがメインとなるようです。 エンジンを中心に考えているところが、ホンダらしいクルマなのかもしれません。 ボディーサイズが背が高い為に、重量もかなり重めです。 室内の広さもサイズからすると そこそこの数値で、床下の燃料タンクやバッテリーのために室内の高さが外見ほどは取れていないようです。 とはいえ室内にはかなりの広さを確保しているので、通常の利用では問題ないでしょう。 足回りについても標準的なサスペンションとタイヤサイズで、無理に燃費を追求したわけではないところは良心的といえます。 全体では、ホンダのフリードハイブリッドは、フリードのスペースユーティリティーを備えつつ、ハイブリッド化で燃費を改善した使いがいのあるクルマです。 デザイン的にもメカニズム的にもそれほど突出したものはないのですが、多くの人を乗せれたり、レジャーに使える室内の広さを確保しつつ、燃費を改善しているのです。 ハイブリットカーとしては燃費の数値は今ひとつですが、室内の使い勝手を同時に考えれば納得の数値もいえます。 5ナンバーで6人(7人)乗りで燃費が良いクルマとなると、ライバルが見当たりません。 荷台を大きく使えるフリードスパイクハイブリッドも、燃費の点ではライバルより大きな利点があり、燃費を気にすることなく楽しめる良さがあります。 使い勝手の良い室内スペースと燃費を兼ね備えている点で、フリードハイブリッドは楽しめるハイブリッドカーなのです。 ホンダ フリードハイブリッドのグレード一覧です。
2011年10月デビュー data:2012/01/05 ホンダ フリードハイブリッドの仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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