ロータス ヨーロッパ / LOTUS EUROPA |
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ロータスのヨーロッパは、車重の軽さによるスポーツ走行と適度な実用性を兼ね備えたスポーツカーです。 同じメーカー製のエリーゼより多少重くなっていますが、内装や作りの変更で実用的な快適さを兼ね備えている点がポイントとなります。 ヨーロッパはスポーティーさと実用性を高次元でバランスしている点が最大の特徴といえます。 ボディーはスポーツカーに要求される、軽く低くが基本となっています。 デザイン面では、エリーゼのデザインを基本としていますが、動きを感じさせつつ適度に抑えたデザインにまとめられています。 コンパクトなサイズの割りに曲面の動きが大きく、現代のスポーツカーらしいデザインです。 リアにかけての持ち上がったデザインでエンジンルームやトランク容量を確保しているようですが、リアの視界を制限してしまう点が弱点とも言えそうです。 全体としては動きがあるデザインでもクリーンなまとめ方なので、フォーマルなシーンにも似合いそうです。 内装は、必要以上にメーター増やさない大人のデザインで、質感はそれほど高くないもののクリーンなデザインでまとめています。 シートもしっかりしたつくりですが、ハンドルも含めて調整部分が少ない点がネックとなりそうです。 体格にあわせたドライビングポジションが取りにくい点は、スポーツ走行ではマイナスとなってしまいます。 アルミを採用したボディーは非常に軽量で、1トンを切っています。 ほとんど同じ位のサイズのロードスターより1割ほど軽くなっています。 エンジンはヨーロッパの方がターボ付と重いので、実際のボディーの重量差はさらに広がることになります。 高さにおいてもヨーロッパは、ロードスターやS2000より100mm以上低く、なおかつ最低地上高は150mmを確保しています。 ミッドシップのシビアな特性を、車高を上げることで緩和する意図があるのかもしれません。 いずれにしても、驚異的な車高の低さといえます。 また、ホイールベースの短かさもあって、コーナーでのクイックさが想像できます。 ヨーロッパのエンジンは、最高回転数はそれほど高くないものの、最大トルクは4500rpmとそこそこ高回転型です。 トルク自体も欲張っていないので、ターボ特有のクセを嫌ったセッティングのエンジンといえそうです。 実用的なトルクを確保しつつ、ある程度高回転を重視してスポーティーな特性を加えたターボエンジンという印象を受けます。 ヨーロッパの足廻りはスポーツカーの定番、ダブルウィッシュボーンです。 ブレーキはリアもベンチレーテッドディスクと、しっかりした作りといえます。 タイヤサイズはそれほど無理していないようで、リアでも225/45 R17と、直径は大きいもののタイヤの巾は そこそこのサイズに抑えています。 ヨーロッパは軽量なので、必要以上にタイヤが大きいとドタバタ感が出やすくなるので、適度なサイズといえるのでしょう。 ヨーロッパは、走りを最優先しつつ実用性を加えた、コンパクトスペシャリティーカーです。 スポーツとフォーマルを高い次元で兼ね備えたクルマといえるでしょう。 デザインからボディーやエンジンまで、スポーツを失わないままフォーマルな作りを加えている点が見事といえます。 弱点は、ドライバーによっては適切なドライビングポジションが取れない可能性がある点でしょう。 全体の作りが良いだけに、大切なスポーツ走行に関わる部分の弱点が目立ってしまった感じです。 ドライビングポジションにこだわる場合には、手を加える必要が生じるかもしれません。 用語について ロータス ヨーロッパのグレード一覧です。
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