スズキ スイフトスポーツ / SUZUKI SWIFT SPORT |
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ベーシックカーのフルモデルチェンジから1年以上遅れて、スイフトスポーツがようやくフルモデルチェンジです。 MTが6速になり4ATがCVTに変更、エンジンも基本は同じながらよりパワーとトルクが増しています。 この車には日本のコンパクトホットハッチとしてはめずらしく、かなり手が掛かっています。 前作以上に、内外装からエンジン廻りまで、手を加えているのです。 専用フロントバンパーやリアの2本出しマフラーからルーフエンドスポイラーといったところまで、全身を専用パーツで固めています。 フロントバンパーはフォグランプの搭載を前提とした専用設計で、サイドやリアのスポイラーなどで空力特性を改善してます。 ベースとなるモデルが動きのあるデザインを取り入れていたので、それを上手く活用してスポーティーにまとめた印象です。 アウディー風のグリルの形は前作のスイフトスポーツよりさらに似てきていますが、その分だけ、より力強さを感じるデザインにブラッシュアップしています。 リア部分のデザインも、ルーフエンドスポイラーとツインマフラーの組み合わせで、しっかりスポーティーさを演出。 フロント部分とのデザインのまとまりも感じられ、ベーシックのスイフトとは別モデルのような印象すら感じられます。 内装のシートでも、日本のコンパクトスポーティーの標準レベルより、しっかりしたシートを採用しているようです。 デザインはスポーツ系の典型的な色である、赤のステッチがアクセントで入ります。 ステアリングも本革巻きで、こちらも赤のステッチがアクセントで入ります。 内装の演出はさほど派手ではなく、ブラックの内装を生かした引き締まった印象でまとめています。 今回のスイフトスポーツのデザイン面では、まとまり感があるところがポイントです。 1年以上待っただけに、まとまりのある外観と抑えつつポイントを押さえたスポーティー仕様の内装が備わりました。 仕様を見ると、重量はノーマルよりちょっと増えてますが、前モデルよりも軽量化されています。 全長がかなり増えていますが、軽量化されているのは見事といえるでしょう。 ホイールベースなどはベースモデルが成長した分、スイフトスポーツでも若干成長しています。 最小回転半径の大きさも受け継いでいますが、タイヤサイズを考えると仕方の無いところかもしれません。 燃費はギヤ比がクロスレシオのため、かなり悪い数値ですが、前作よりは若干改善しています。 CVTグレードのほうが、燃費は良好です。 7速モードもあるので、今回はATも数が出そうな印象です。 スイフトスポーツの今回のモデルチェンジの注目は、エンジンと足回りです。 エンジンは前回と基本の形は同じものの、大きく性能がアップ。 最大出力100KWを6,900rpm、最大トルク160Nmは4,400rpmと、かなり幅広い回転数で力がアップしています。 最大トルクの発生回転数が400rpm下がり、最大出力の発生回転数が100rpm上がっているので、パワーバンドが広がっていることが分かります。 さらに最大パワーとトルクが1割近く高まっていて、かなりの改良が施されているのです。 この優秀なエンジンの上にマニュアルミッションのギヤが6速となり、ホットハッチらしい動力性能を確保しています。 足回りには専用設計のリアサスペンションを搭載、さらにモンローショックアブソーバーの採用で走りと快適さを両立しています。 今回のスイフトスポーツは、スイフトとは別の車と考えてもいいような気合の入り方がポイントです。 外観や内装については、スイフトをベースにブラッシュアップした印象ですが、エンジンや足回りの改良で走りの面では大きな改善が期待できます。 特に現行のスイフトには1.2Lエンジンしかないので、今回のパワーアップしたエンジンは大きな魅力となりそうなのです。 数少ない本格的な自然給気エンジンのコンパクトホットハッチとして、スイフトスポーツは光る存在のクルマなのです。 スズキ スイフトスポーツのグレード一覧です。
2011年12月フルモデルチェンジ data:2011/12/19 スズキ スイフトスポーツの仕様と装備へ ページトップへ 車を考える部屋 |
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