フォルクスワーゲン クロスポロ / VOLKSWAGEN CrossPOLO |
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クロスポロは基本的には新型ポロと同等で、フロントやリアのバンパー廻りとルーフレールが目に付くデザインになりました。 フロントバンパーにRVらしいバーをデザインとして取り込み、丸いフォグランプも埋め込まれています。 底辺近くを黒くすることで、かなりSUV的なデザインになりました。 リアバンパーの下部もRV風のデザインを取り込んで、4面どこから見ても手が加えられていることが解ります。 デザインのベースとなるポロとボディー自体は同じなのですが、前後のバンパーの変更ととルーフレールの追加でまったくイメージが変わり、全体をSUVらしいデザインに仕上げています。 シルバーのドアミラーが、街乗りSUVを強調しているようですね。 クロスポロの内装も基本的にはポロと同じデザインで、シートはしっかりしていそうです。 変更されたのはカラーや材質で、カラーステッチが施されたステアリングや、明るい色のシートデザインが楽しさを感じさせてくれます。 インパネ廻りのスッキリしたデザインが、さほど違和感なくまとまっているといえそうです。 ドア廻りなどにも明るい配色を取り入れていて、細かい部分にもしっかり手を加えている点はかなり評価できます。 全体としては街乗りSUVとして、明るく楽しさを感じさせるデザインでまとめられているのです。 クロスポロの仕様を見ると、車重はベースのポロよりかなり重くなります。 バンパーやルーフレール、さらにタイヤ廻りの巾も広がっているので、重さが増えているようです。 バンパーの形とタイヤ廻りのデザインで、全長や全幅がポロより増加して3ナンバーとなります。 高さは30mm増と、高さの増加はさほどありません。 最低地上高は145mmとさほど高くないので、RV的使用というよりは街乗りが基本であることが伺えます。 トレッドは前後ともほとんど同じで、タイヤ廻りの盛り上がりはデザインだけのようです。 クロスポロの燃費は18.6km/Lとかなり優秀で、さすがに優れたエンジンとミッションを積んでいるだけはあります。 重さやタイヤサイズの影響などでベースのポロには及びませんが、日本車の燃費に追いついた、見事な燃費を実現しているのです。 エンジンはシンプルな作りの1.2Lターボ、前作の1.6Lエンジンのクロスポロ並のパワーと1割以上大きいトルクを実現しています。 最高出力77kWの発生回転数が5,000rpm、最大トルクの175Nmは1,550から4,100rpmと広い範囲で発生。 クロスポロののエンジンは、コンパクトで簡単な作りで無駄を省き、ターボを使って燃焼効率を高めるというターボ本来の機能を突き詰めたエンジンに仕上げています。 低回転で力があるので、燃費改善や運転しやすさにもつながっているのです。 クロスポロの重量だと十分以上のエンジンといえるでしょう。 タイヤはフロア下高さを確保する為か、デザインの為か 215/40 R17と大きくなっています。 クロスポロは全体的に、ポロをSUV風にアレンジしたファンカー的要素が大きいようです。 しかし元々の作りがしっかりしている上に、細かい部分にも手を加えてあるので好感がもてる作りとなっているのです。 街乗りのSUVとしては、半端に真面目な作りを取り入れて燃費の悪くなったSUVよりも、実用的で楽しいクルマといえるでしょう。 用語について フォルクスワーゲン クロスポロのグレード一覧です。
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