安全運転の為の注意点 動きを予測する
 
 
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安全運転の為の注意点

周りをよく見る
動きを予測する
事前に知らせる
邪魔にならない運転
その他の注意点
















運転の際には、動きを予測することも大切です。
危険を予測していると、本当に危なくなった瞬間に対処がより素早く行えるので、より安全な運転となるのです。

まず、道路をまっすぐ走っている場合は前の車の動きと周囲にいるバイクに注意します。
何もない所で前の車が少し減速した場合は、曲がろうとしたり目的地を探していることが考えられます。
この場合、急に前の車が曲がる場合も考えられるので、ブレーキの心構えをしておきましょう。

また、常にふらふらしている車があったら離れた所を走りましょう。
酒酔い運転か携帯電話を使っていることが考えられますから、近づかないことが大切です。

バイクは動きが早い上に動きの予測がしにくいので、近くにいたらバイクの動きには特に注意することが必要です。
バイクの動きが不自然な場合には、バイクから離れてしまったほうが安全です。

左折や右折の場合、見えない部分があったら何かが飛び出してくる可能性を考えます。
車やバイク、人や自転車、時には動物も飛び出してくる事もあります。
安全を確実に確認できるまでは、すぐに止まれるスピードで曲がることが大切です。

車線変更や他の車線に合流する場合は、後から来る車に要注意です。
後から来ている車が、自分が行きたい車線に変更している途中だったり、急に車線変更することもあります。
特に急に変更する車はウインカーを出さずに車線変更する車が多いものなのです。
こういう車は周囲に気を配っていないドライバーが運転しているので、先に行かせて近づかないことが大切です。

住宅地では、子供の飛び出しに注意です。
これは自動車教習所などでも教わりますが、本当にボールが転がってきたら子供が飛び出してきます。
また、玄関や塀の隙間から人が飛び出してくることも多いので、住宅地では人が飛び出してくるものだという心構えをしておきましょう。
住宅地で30km/h制限の道も多いようですが、30km/hでは急には止まれません。
制限速度以内で運転していれば大丈夫という考えはやめるべきです。

横断歩道では、人に注意です。
といっても当然と思われるかもしれませんが、赤信号を無視するのは車だけではありません。
学生や老人達も、信号を無視して渡っている事が多いものです。
横断歩道で一番マナーがいいのは、学校で習ったばかりの小学生だったりするのです。
学生は友達とふざけあって飛び出す場合や、信号を見ようとしない(気が付かない?)老人もいますから、信号があっても横断歩道は危険な場所なのです。
交差点で人を見かけたらブレーキの準備をしておきましょう。

山道で注意するのは、コーナーで車線をはみ出してくる車が多いことです。
そこで、より安全に走る為にはコーナーでは特に中央のラインから離れて曲がることです。
コーナーの外側を走っていたら より外側を、内側を走っていたら より内側を走ると危険を減らせます。
コーナーに車がいないことが確認できたら普通のラインに戻ればいいのです。
(ただし、側溝や溝には注意が必要です。)

車間距離は普通の道路で40m位、高速道路で100mと言われていますが、これも状況次第では危険な距離になります。
そもそも、この距離は気付いてから止まるまでの距離しか考えていません。
運転中は前を見ているだけでは逆に危険なので、周囲の状況を把握する為にも、他の場所を見ている時間が必ず必要です。
そうなると他の部分を見ている0.何秒間かの時間分、車が進む距離も車間距離に追加する必要が出てきます。
また、道路が濡れていたりする場合は当然ですが、道路がホコリっぽかったりだけでも車は止まりにくくなります。
車間距離には、このような周囲を見る時間と路面の状況を想定した距離を追加しましょう。

こういう周囲の予想は、運転しはじめの時期は特に実感がわかないものです。
助手席に座っているときに、道路の状況を見て予測などしておくと実際に運転するときに役に立ちます。
(運転に慣れている人は、助手席に座っていても視線がドライバーの視線になっていることも多いものです。)



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