トヨタ ヴィッツRS / TOYOTA VITZ RS 2007年9月 |
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過去のホットハッチ達 |
デザイン上、マイナーチェンジ前とほとんど変わりません。 フロント廻りはアウディやVW風ですね。ボンネットのリブと繋いでいるのでさらに強調されています。 各部分のデザインはがんばってはいますが、全体のデザインレベルは今ひとつ。 せっかくのがんばったデザインが、まとめ方が定番過ぎる為に普通におさまりすぎた感じを受けます。 しかし、バランスとしては取れているので、比較的無難なデザインにまとまっていると言えそうです。 ノーマルのデザインがRSに近寄った為に、デザインの違いが少なくなりました。 ですが、メッシュグリルにルーフスポイラー、そしてマフラーカッターとホットハッチ定番のデザイン要素は取り入れてあります。 内装のシートはスポーティーグレードとしては標準レベルでしょうか。 インパネ廻りのデザインは前作と同じです。 未来志向は分かりますが、目立つためにデザインしてあるような感じです。 皮巻きステアリングや黒っぽい配色のおかげで、ノーマルよりデザインに抑えが利いているのが救いでしょう。 スイッチの配置が縦方向でかなり下まで伸びていますので、エアコンの調整が大変そうです。 収納類のデザインは良いですね。 このデザインでやるなら、操作等の再検討が必要でしょう。 仕様を見ると、重量はノーマルより10kg増しと追加パーツで少し増えましたか。 高さや最低地上高もノーマルと同じ高さです。 最小回転半径がかなり大きいのは、タイヤサイズが大きいためですが、ちょっと取り回しが大変そうな数値です。 燃費はクラッチのほうがCVTより悪いのですが17.6km/Lを確保、なんとか実用レベルに収めています。 エンジンはロングストロークです。 最大出力6,000rpmで81KW 最大トルク4,400rpmで141Nm、ノーマルと同じですね。 ブレーキが15インチとこのサイズの車としてはかなり大きいです。 ただ、タイヤサイズ・ブレーキサイズとも大きいのでサスペンション廻りの強度が気になるところですね。 ちょっと全体的なバランスよりスペックの数値を重視したようで、大きいタイヤとブレーキに対して、ノーマルと変わらない車重や高さから想像して足廻りの剛性が不足している気がします。 RSグレードは前作とほとんど変わりません。(そのために気付くのが遅れ、掲載が遅くなってしまいました) 小改良的な変更と価格の改定が主目的だったとも言えそうです。 パワーやガソリンを見ても、ホットハッチと言うより、少しスポーティーな一つのグレードといえそうな出来です。 内装がノーマルより落ち着いているので、ノーマルの派手な内装が嫌いな人には良いのかもしれませんね。 以下 1.5RS 5MTの仕様です。(1.3Lは非力なので除外、CVTよりマニュアルでしょう)
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