メルセデスベンツ Aクラス A200ターボアバンギャルド / MERCEDES-BENZ A CLASS A200TURBO AVANTGARDE |
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過去のホットハッチ達 |
メルセデス最小のFFコンパクトカーのスポーツ仕様です。 フロント周りのグリルがメルセデスしています。 猫目のヘッドライトやサイドのリアに向かって持ち上がる切れ込みラインにはフランス車やイタリア車のデザインの影響が見られます。 サイドエンドのの三角窓は前作から踏襲しています。 リアから見るとなんとなくおむすびを感じさせる形で安定感を感じます。 サイドにダイナミックなアーチ型で動きを表現し、フロントとリアの下部が膨らんだ形で安定感を表現しています。 サイド面に動きを付けてはいますが、全体としては安定感のあるデザインで、前作の腰高な感じは払拭されています。 以上、外見はホイール以外、ほとんどノーマルのままですね。 内装のシートは、しっかりしているようです。 仕上が上質なのはコストを考えれば納得ですが、基本はスポーティーというよりコンフォート重視でしょう。 インパネ廻りは木の代わりにアルミをセンターパネルサイドに使い、メーター廻りをシルバーにしています。 メルセデスとしては若いデザインですが、コンパクトカーの中では普通にまとめている、といった基本はノーマルと同じです。 本革とクロームメッキのハンドル、シフトにステンレスペダル、メルセデスらしく大人のスポーツを演出しています。 このクラスでは珍しいデザインの方向性ですが、価格を考えるとホットハッチというより高級スポーティーという部分が強そうですね。 仕様を見ると、車重は2重フロアパネルのおかげか、かなり重く、さらにターボ追加でノーマル2.0Lより60kg増です。 そのおかげでドライビングポジションに多少難があるらしいので、スポーティーとしてはちょっと考える部分でしょう。 デザイン的にはかなり幅を広げて安定感を確保しているみたいです。 前作の転倒問題に懲りたのか、トレッドもこのクラスの一般より100mm近く余計に確保していますが、ノーマルより-20mm、ノーマルでもぎりぎりまで広げていたようです。 回転半径が大きいのは仕方が無いところでしょうが、コンパクトカーとしてはちょっと気になります。 燃費が悪いのは、車重からしても仕方の無いところでしょうが、ターボにしてもノーマルとは変わりません。 普通の走り方では燃費は変わらないということでしょうか、後述の回転数対トルクにも関係ありそうです。 エンジンはロングストロークで、ライトプレッシャーターボでしょう。 最大トルクは1,800-4,850rpmで280Nmを発生、最大出力は4,850rpmで142Kw発生。 低回転で力を出すタイプのチューニングのおかげか、燃費が良いのでしょうね。 最大トルクと最大出力の発生回転数が同じなのは、回転数リミッターでもついているのでしょうか。 パワーがあるので、215/45タイヤでようやく対応できるという感じでしょう。 リアのサスペンションが新方式のスフェリカル・パラボリックスプリングアクスルには興味がありますね。 マルチリンクみたいな支持を追加したようです。 この車は、コンパクトには珍しい大人のスポーティーカーですね。 攻めるというより、余裕をもって流す車なのでしょう。 その意味では、このクラスではライバル不在ですね(価格も含めて)。 以下仕様です。
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